Last Vacation~London life with kids~

コロナ禍の2021.4~2023.1まで一家でロンドンに住んでいました。現地校に通っていた6歳児と1歳児とのロンドン生活と欧州旅行の記録。帰国後noteも始めました。https://note.com/yukolife_2015

髄膜炎ワクチンを受けに行く

髄膜炎ワクチン、1回目終了。

 

6歳&1歳8ヶ月の子供達は、予防接種を日本のスケジュール通りに接種し(任意でおたふく風邪、ロタウィルスも接種)渡英しました。

 

なので、イギリスの接種スケジュールと比較し、髄膜炎のみ受けていないといった状況でした。

事前に日系クリニックのサイトなどで調べると、集団生活を行う場合は受けた方がよいと書かれているものを確認。そして息子が通学する学校で実際に髄膜炎にかかった保護者の方がいらっしゃるらしく、身近な病気だと認識したため息子も娘も受けに行くことにしました。

 

ただ日系クリニックや日本で受けると高額だと聞いていた髄膜炎ワクチン。

(会社から補助が出る場合もあるみたいですが、我が家は出ず)

 

ワクチン代を回避するため、無料で打てるGP(かかりつけ医)で接種。

 

GP登録に電話予約、そして当日と、英語というだけでやたら重荷だった一連のプロセス。

備忘録として残そうと思います。

 

■GPの登録は?

近所のGPを調べて、クチコミを見た上で選択、そして登録。

コロナ禍だからかオンラインで登録できました。

必要書類もスキャンし、メールで送付。

2、3日でGPから登録完了のメールが来ました。そしてNHS番号も2週間程度で郵送されました。

 

■予約はどうした?!

なるべく電話は回避したいと、GPにメールで予約できないか聞いてみたものの「予約は電話で」とつれない返事。近所に住む後輩にも聞いたものの「うちのGPもメールで予約できないです」とのこと。「直接行っても、コロナで門前払いされるかも」とも言われ、観念して緊張の電話予約。

めちゃくちゃビビってかけたもの、テストのリスニング問題か?というくらい聞き取りやすい英語だったので問題なく予約完了。

 

■準備したもの

イギリスでの病院が初めて&with コロナでのオレーションについての情報がなく、滞りなくできるものかと気が重かったけど、「髄膜炎ワクチン」と「母子手帳」だけ単語を調べて、いざ出発。
(流暢に喋れないくせに、謎の自信で準備は不完全 笑)

 

ちなみに

髄膜炎ワクチン」Meningococcal vaccine

母子手帳」Redbook

です。

母子手帳は先日NHSから家庭訪問に来た女性が2、3日後ポストに入れとくわねと言ったものの、忘れられているのかいまだ貰えず。別の取り寄せ方法を調べたところeRedbookというアプリがあるという情報にヒット。ただ残念ながらダウンロードできず涙。なので英国版母子手帳はまだ手元にございません。

 

 

■ワクチン接種どうだった?

ドアに「アポイントがある人はベルを鳴らして」と貼り紙があったので、ベルを鳴らす。

すると受付の女性が出てきて、案内される。

ドクターに呼ばれて、中へ。

ドクターは女医さん。日本のような看護師さんはおらずドクターが一人で全てを対応。

まずは、「接種記録を見せて」と、パソコンにこれまで打ったワクチン、接種日を入力。日本で英訳しておいた接種記録が役立つ。

「ワクチンのブランドも教えて」と言われ、英文の接種記録に書かれていなかったため、母子手帳を手渡す。

ドクターからは

「2人ともグッド!」

とのこと。接種状況に問題はないらしい。

 

ただ娘は「小さいから髄膜炎ワクチンを受けてね」

とのこと。

うんうん、私が調べていたとおり。

息子については

「追加で受けるものはないわよ!」

とのこと。

 

髄膜炎ワクチンを受けるつもりでいたので

髄膜炎は?」

と聞いたところ、うまく通じず、なぜか娘は打たなくて良い理由を説明されて、

「それはわかった!で、息子は髄膜炎打たなくていいの?」

と聞くと同じやりとり、繰り返し。

何度かそれが繰り返されたあと、イギリス版の接種スケジュールを手渡され

「これを家で読んで、受けたいものがあれば改めて言って!」

と言われたので、

「そういうことか!」

と、「息子も髄膜炎を接種してほしい」と依頼。

 

 

しかし、ワクチン記録のパソコンへの打ち込みに既に30分以上費やされていたため、

「次の患者が待ってるから、あとで呼ぶわ」

と待合室で待たされ、改めて呼ばれいよいよ接種の時が訪れました。

 

普段、息子も娘も注射が嫌いでよく泣きますが、この日は子供たちに先生が沢山声をかけてくれたおかげで泣きもせず、最後やたら先生に懐いていたのでした。

 

先生も
You're brave girl and boy!
とご褒美のステッカーを胸に貼ってくれました。

ああ、よかったよかった。

 

 

重荷だった予防接種もなんとか無事に終わり、少しガッツがついた気がします。

1ヶ月後、さらにはその1ヶ月後に2回まだ受けないといけませんが、次は気軽に行けそうな気がします♫