現地校生活1年目の記録
気づけば7歳の息子が現地校に入って1年が経っていた!
現地校生活の記録も初めは定点観測でブログに書いていたけど、いつの頃からか(半年くらい?)ローカルのお友達と普通に喋ったり、宿題の内容を手取り足取り教えなくても良くなってきて、特に目新しい変化が無くなってきたので、筆が遠のいていた笑。
今日、新たに発覚したことは、去年の今ごろ、授業中、英語がわからないから、近くのクラスメイトが何をやっているのか覗いていたところ、彼女に"No copy"と怒られて、英語で言い返すこともできず、悔しがっていた息子。
そして、その子が、先日、誰かのノートをcopyするのを見かけると「コピーすんなよ!Year1のとき、僕のことコピーするなって言ってたけど、自分もコピーしてるやん!」と英語で昔年の恨みを果たしたのだそう笑。英語で喧嘩もできるようになったとは!
日本人が多い現地校は、英語は上達しないという人もいるけれど、ようは子供の性格のような気もする。息子はおしゃべりなので、わからないから恥ずかしいという気持ちより、友達になりたいという思いが優って、自分から話しかけに行く姿をよく見る(遠足でも全く知らない道端のお兄さんに話しかけにいってたらしい…付添のお母さん談)。
また、サッカーを通して、ローカルの異なる年齢のお友達とも毎日遊んでいるようで、やっぱりスポーツは言葉を超えるツールなんだなと感じている。
そんな息子に、ナーサリーに行きたがらない娘の相談で、どうやって英語の環境に慣れたのか聞くと、まわりの日本人のお友達が通訳してくれて助けてくれたと話していた。また私が息子がよく使う会話のフレーズを英訳してお守りがわりに渡していたメモが活躍したとも言っていた。
また、仲間はずれなんかもあるみたいで、悲しい思いをしたら、目安箱みたいな箱に書きまくって、入れてたら、今日校長先生が話を聞いてくれたらしい(そして何故か夏休み、漢字で自分の名前を書けるようにという宿題をもらったらしい笑。それ、まぁまぁ難しいな笑)。
いつもは友達と楽しそうにしているけれど、彼なりに語学や友人関係、さまざまなことを乗り越えてきたんだな、と頑張った軌跡が見てとれた。
息子のベストフレンドはシリアから戦禍を逃れてきた男の子たちで、英語でシリア内戦や今のウクライナ情勢についても話してると言うから手前味噌にも大したもんだと思う。
ムスリムの子供達が多い学校だから、生活様式やアラビア語は私よりも詳しい。
こういうことを考えると、現地校でかけがえのない経験をつんでいるな、と思う。
勉強については先日フィードバックが返ってきて、まだwritingや readingは力が足りないみたいだけど、mathは理解が進んでいるとの評価だった。ただ英検3級の過去問を解かせたら、それなりに解けていたので、力はついてきているのだと思う。これは週一回、日本語で現地校のフォロー学習を受けているからその甲斐もあるのかもしれない。
一年も経ったらみるみる子供の経験値が上がっていた。
子供の適応力は侮れない。