Last Vacation~London life with kids~

コロナ禍の2021.4~2023.1まで一家でロンドンに住んでいました。現地校に通っていた6歳児と1歳児とのロンドン生活と欧州旅行の記録。帰国後noteも始めました。https://note.com/yukolife_2015

娘、現地ナーサリーへ

出産後、夫の転勤による引越回数4回。そのたびにすべてのインフラがリセットされるなかで、早い段階で、万一のときに信頼できる子供の預け先をつくっておくことが大切だと学びました。

ロンドンでも、2歳の娘の託児を日本人のチャイルドマインダーの先生に週1回、お願いしていました。ただ、悲しいかな閉園に。

 

イギリスは、3歳からは週15時間の保育が無料になるし、Year2の息子なんかは授業料も給食費も無料だからかなり助かっているのですが、3歳になるまでの保育費がほんとに高い。色々調べたけれど、どこのnurseryも日本の保育料の比にならない高さ。この国の乳幼児の共働き家庭はどうしてるんだろう、とよく思いますが、赤ちゃん連れのおじいちゃん、おばあちゃんをよく見かけるのも理由がよくわかります。

 

こういった事情もあって、「せっかくの限られた子供との貴重な時間だから」と割り切って、色々親子で楽しめる場所を開拓してきました。

 

ですが、駐在期間も期限が見えつつある中、この先、海外生活ができる可能性も低いので、日本人以外のお友達と過ごす環境を一度娘に経験させてみるのはどうかと、ある日夫に提案されたのでした。

 

チャイルドマインダーの先生のところで、親と離れても楽しく過ごせるようになってきたので、チャレンジさせてみることに。

 

そして、先週から慣らし保育が始まったのですが、さすが現地ナーサリー、色々驚きがありまして

 

•指定日に行ったら突然慣らし保育はは明日からだと言われる

(こういうことnurseryに限らずよくある)

•泣いたらいつでも登場できるように四畳一間程度のスタッフルームに軟禁される(昨日は4時間)

•土足エリアに布団が敷かれる

•軟禁中、休憩中の保育士さんがコーヒーを淹れてくれたけど、まさかの土足の床にカップを置かれる

•赤ちゃんのバウンサーを足で揺らしてる
など。

 

けっこうこの5日間でも「お、おぅ。。」って思うことがありました(笑)。

 

ただ、軟禁時間の半分くらいは次から次へと休憩をとりに来る保育士さんが話しかけてくれました。皆、とてもフレンドリー。また保育室にも付き添いましたが、危険な行動にはきちんと目を配って、保育士さんが子供たちを沢山抱きしめていました。

 

若い保育士さんもいれば、子育て世代&子育てを卒業した世代の先生と半々くらい。お子さんがいらっしゃる先生も多い模様。スタッフルームでもみんなリラックスしながらよく喋っていて、ギスギスした感じが垣間見えなかったことも安心感につながりました。

 

よくナーサリーの前を通ると仏頂面で子供たちを見ている先生と出くわすことが何回かあったのですが、中に入って喋ってみないとわからないもんですね。しかも休憩室で過ごせたのも素の先生がわかってとってもよかったです(笑)。

(私がいてもお構いなしで「これ、いいベッドなのよ!」と言いながらソファーで昼寝されていました笑)

 

娘は私と離れると泣いてたけど先生が抱きしめてくれたり、沢山話しかけてくれたりするうちに少しずつ泣かないように。

別れ際、「イヤーーーー!!!!」と泣き叫ばれると、胸が痛むのですが…

毎日、現地校のお友達とサッカーに明け暮れている息子のように、環境に慣れたらひょっとしたら娘もかけがえのない経験ができるのかもしれない。それでもずーっと辛いと言うのなら、まだ2歳児。辞めたらいいだけ。

「ここを安全な場所だと認識したら慣れてくるわよ!」

という先生の言葉を信じて、少しずつサポートできたらと思います。

 

ただ、慣らし保育後の週末、早速胃腸炎をもらっていて寝込んでいましたが…^^;