Last Vacation~London life with kids~

コロナ禍の2021.4~2023.1まで一家でロンドンに住んでいました。現地校に通っていた6歳児と1歳児とのロンドン生活と欧州旅行の記録。帰国後noteも始めました。https://note.com/yukolife_2015

フランス旅行記

イースター休暇に3泊4日でパリに行ってきました。

 

モネの足跡を辿ってジヴェルニーへ

今回の旅のメインはモネ『睡蓮』を辿る旅。

オランジュリー美術館の『睡蓮の間』を見学。更にパリから足を延ばしてモネの家があるジヴェルニーという村にも行ってきました。

ロンドンに来てからというものの、無料で親子で楽しめるといった理由で、アートギャラリーに娘を連れてよく行くようになったのですが、それが幸いしてか絵を描くのも見るのも好きになった娘。なので一緒に楽しめるかな、と淡い期待を寄せて…

 

今回の旅のお供本は、原田マハさんの『ジヴェルニーの食卓』。

モネが白内障と闘いながら、『睡蓮』を描き上げるまでの話です。青空をキャンパスにしながら、目の前の美を描き、また当時、印象派の支持者が少なかったなかで、闘いながら、活動を続けてきたモネ。そのまっすぐな志に心を打たれました。この本を読んでモネの家に訪れると感慨深いです。私たちが訪れたときは、チューリップなど春の花が所せましと咲いていましたが、もうその美しさたるや筆舌しがたいものがあります。

 

ジャンヌダルク終焉の地、ルーアンにも

ジヴェルニーの帰り、近くにあるルーアンという町にも訪れました。ここは、モネが描いたルーアン大聖堂があります。さらにジャンヌダルクが火あぶりにされた最期の地でもあります。ジャンヌダルク教会は非常にモダンで斬新なフォルムをしており、建築の観点からも必見です。

 

パリは駆け足で…

パリでは、モンマルトルの丘でサクレクール寺院を見て、凱旋門エッフェル塔ノートルダム寺院オペラ座シャンゼリゼ通り、パリ市庁舎といったパリ観光王道コースを。

これ、子供2人連れてのパリの街歩きはきついと思ったんです。そんななか、奇跡が…!息子が、子供たちのアイドル、横山だいすけお兄さんのYouTubeチャンネルでパリ特集を見つけてきたのです!


www.youtube.com

 

これを見た息子がノリ気になって、かなり主体的に街歩きを一緒にしてくれたのでした。

あわせてセーヌ川を運行するフェリー、バトピュスに乗車して移動そのものも旅の楽しみに。観光用のクルーズ船よりもリーズナブルに乗車できます。

 

やっぱりフレンチカジュアルが好き

バトピュスのクルーやレストランのウェイターさんが、ボーダーシャツをユニフォームとして着ていて、それがとてもオシャレでした。

またレザーのジャケットやロング丈のトレンチコートの着こなしが素敵な女性も沢山。

あと一見浮いてしまいがちな個性的なメガネを、自然に身に着けている人たちもいました。

また、電車の中で見つけたおば様は、パンチのあるメガネ+柄物のスカーフ+赤のパンツといったド派手なアイテム同士をかわいくコーディネートしていて、それもとても素敵でした。

そんな中、私たちが立ち寄ったのがフレンチカジュアルの定番、セントジェームス。夫婦ともに好きなブランドです。子供のことを気にしなくてよかったら、もっと色々なお店に寄って買い物に時間をあてたかったのですが…とりあえずセントジェームスだけはマストで出かけました。免税はありますが、「値段がむちゃくちゃ安くなってる!」というわけではないのですが、店員のおじさんにサイズ感や着こなしをあれこれ相談しながら買ったのがよい思い出に。

 

後日談 フランス大統領選挙について

私たちが行ったのは、ちょうどフランス大統領選挙前で、マクロンとルペンの写真入りのポスターや新聞、雑誌等もちょくちょく目にしました。

イギリスに戻って来てから、ムスリムのフランス人の友人との会話で、彼女がフランスに一時帰国した際、ヒジャブイスラム教徒の女性が着けるスカーフ)を付けていたら周りから大変酷い言葉をかけられたと話していました。確かに、フランスは政教分離のライシテ政策があるからかヒジャブをつけている人はほとんど見かけませんでした。

 

マクロンレイシストだし、ルペンはもっとレイシストだ。イスラム圏からの労働者として沢山呼んできてるのに、フランスは全く寛容じゃない。どっちが大統領になっても私たちにとっては良い社会にならない。」と言っていたのが印象的でした。

 

彼女曰く、イギリスはフランスと比べて住みやすい社会なんだとか。同じヨーロッパでも政策も違えば、他文化、宗教の許容度も違うのかもしれません。フランス社会の分断をテーマにした記事はよく目にしていますが、宗教による分断も起きていることを彼女との会話から感じ、そんなところにも関心をもった旅でした。

 

■ジベルニー

 
 
 
 
 
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オランジュリー美術館

 
 
 
 
 
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■モンマルトル

 
 
 
 
 
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■パリ市内

 
 
 
 
 
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ルーアン

 
 
 
 
 
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■料理

 
 
 
 
 
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