単身赴任生活の回し方〜イントロダクション〜
夫が渡航し、まもなく3ヶ月が経とうとしている。
渡航前、国内にいるときから既に単身赴任生活だったので、かれこれ2年近く夫と離れ離れの生活を送っている。
確かに、はじめは不安だった。この2年の間に第二子となる娘が生まれ、最初に子供たちと3人だけの夜を迎えたとき、「この小さな2人の命を私が守らないといけないんだ!」と寝顔を見ながら強く感じたことを覚えている。
渡航前はほぼ毎週末、夫が帰ってくれていたが、単身赴任先へ戻る日の夜は毎晩息子は泣いていた。
今でもどんどん大きくなっていく子供たちを見ていると早く4人で暮らしたいと思う。
強く思う。
ただ…
単身赴任生活は慣れたら楽だということに気づいてしまった。
正確には、環境を整えて、自分の優先順位を明確にして優先順位が低いものには時間も手間も割かないと割り切ってしまえば、楽だと感じると言った方が正確なのかもしれない。
しかし、「楽」と言ってもテレビ見ながら寝っ転がってゴロゴロできるような時間は無い。
息子が幼稚園に行っている間は、まだまだ手のかかる1歳児のお世話。昼寝の1、2時間に渡航準備を進めていたら、あっという間にお迎えの時間がやって来る。
幼稚園から息子が帰ってきたら、夜ご飯、家庭学習(現地校の勉強の対応)、風呂、洗濯、寝かせつけetc…ようやく一息つくのは子供が寝たあとだけど、まだ夜間授乳をしているので、しょっちゅう起きて娘に呼び出さる。
自分がPCの前で集中したり、読書やストレッチ、新聞を読む時間はなかなか意識しないと取れない(全く取れない訳ではないけども)
けれども、ちゃんと生活は回っている。
よく「小さい子供2人いるのに、単身赴任生活なんて大変でしょう」と言われるが、平常時に限ってはさほど大変ではない。
渡航延期になり、書くネタが無くなってきたので、しばらく「乳幼児2人との単身赴任生活の回し方」について、試行錯誤して得たノウハウを、自分の備忘も兼ねて、記そうと思う。
①部屋選び(広さよりもスペック&立地重視の部屋選び)
②家事(優先順位の明確化と手抜き家事)
③地域コミュニティ(頼りになる&情報源の地域コミュニティ)
の3部構成。
続きは、次回。