Last Vacation~London life with kids~

コロナ禍の2021.4~2023.1まで一家でロンドンに住んでいました。現地校に通っていた6歳児と1歳児とのロンドン生活と欧州旅行の記録。帰国後noteも始めました。https://note.com/yukolife_2015

単身赴任生活の回し方〜部屋選び編〜

乳幼児との単身赴任生活を回す術。まずは部屋選びから書こうと思う。

私が学んだことは、間取り適度な広さスペックがカギだということ。

 

少し長くなるが、2年に渡る単身赴任生活の経緯を振り返ってみる。

(「経緯に興味はない!」「ポイントのみ知りたい!」という方は、中盤、青字部分以降をご覧ください。)

 

実は、最初の半年間は実家の両親にお願いして同居させてもらっていた。

その時はコロナの「コ」の字も出ていなかった頃。

また第二子となる娘がお腹に居た。

産後、3ヶ月もしたら渡航しようと思っていたので、1年も親と同居するつもりはなく、ちょっと長目の里帰り出産のつもりだった。

 

が!

 

程なくしてビザの要件を満たすために夫の渡航が1年延びることがわかった。

そして自営業をしている両親はたまたま当時、事業拡大で忙しかった

また当時まだ生きていた祖母が脳梗塞緊急入院することになった

とにかく、母親の負担が重なり、穏やかに暮らすことが難しくなった

 

色々あって、出産後、入院していた病院で、実家を出ることを決意した。

 

産後の肥立など無視。退院した翌日から早々に不動産屋巡り。

とにかく早く実家を出ないといけないという一心で。

 

色々見て回った結果、40平米も無い 1LDK

単身orカップル向けの新築物件に決定した。

 

単身赴任の前に、夫と息子の3人で暮らしていた物件は

地方都市の2LDK、60平米ほどの賃貸住宅。

同じくらいのスペックで探すと、

エリアの地価の高騰も相まって

少なく見積もっても毎月5、6万は高くなる

おまけに夫の単身赴任先の家賃、生活費もある。

期間限定の単身赴任生活。

言うても当時、1年やそこらで私たちも渡英するつもりだった。

固定費をそこまでかける必要はない。

なので、大人1人、乳幼児2人との生活で十分だろう

単身orカップル向け1LDK物件に絞って家探しをすることにした。

 

ただ、ここに焦点を合わすと乳幼児NGの物件が多すぎた。本当に世知辛い。

今の物件も元々は断られたが、

不動産屋のカウンターでチラリと見えたパソコン画面、

入居状況が「空き多数」だった。

仲介業者にダメ元でプッシュしてもらったところ入居が可能になった。

子供たちの活動時間は昼間であり、会社員が帰宅する頃には寝てる可能性が高い。

騒音の苦情も避けられるだろうと高を括った(今のところ苦情なし)。

 

結果、ベンチマークしていた同じエリアの2LDK、築浅物件と比較して

毎月マイナス8、9万円

この差は大きい。

多少住み心地が悪くても、この段階では1年程度で渡航できる予定だったので、

我慢できるだろうと見込んでいた。

そう、まだこの時点ではコロナなんて想定していなかったから!

 

 

さぁ、ここからが本題!

緊急事態宣言中、夫と同居しウサギ小屋状態になったり、

息子からは「狭いから引越たい!」とは言われるが、

乳幼児2人の面倒を一人で見るには、かなりメリットがある。

 

■狭小1LDK住宅のメリット■

・物が増えない

→置き場がないので物を買う気が起こらない。

そしてため込んだら必然的に置き場に困り、なら処分しよう…という思考になる。

おもちゃをねだられても「置き場がない」の一言で納得させられる。

 

渡航がこんなに延びると思わなかったので、

実家に移る前に大きな家具家電はトランクルームに入れているという事情もあり

家具家電は、現在の家に引っ越す際に購入した必要最低限のもののみ。

 

・掃除がすぐ終わる

→実家は郊外ということもあり無駄に広い。掃除だけで1時間。

我が家は5分あれば完了。物もそもそも少ないので+5分で整理整頓可。

その気になれば、起床後1時間ですべての家事、育児のタスクを終らせられるように。

 

・子供が何をしているか見渡せる

→1LDKといえども、部屋と部屋の間は仕切り戸なので1部屋にすることもできる。

そのため、好奇心旺盛でそこら中動き回る1歳児の目が行き届く。狭く、単純な間取りなので死角がない。

 

確かに部屋は狭い。

が、新築物件なので設備のスペックは備わっている

例えば

宅配ボックス

→時短のためネットショッピング活用。そんな私の強い味方!

 

・浴室乾燥

→翌日も着るからと夜、洗濯物を回したのに寝落ち…夜中目が覚め「ヤバイ!」と思った時何度助けられたことか。

 

・防犯設備

→多くの物件がセキュリティの整備されてはいるけれど、やはり男性不在の我が家には必須です。

 

以上が、乳幼児2人と単身赴任生活を送り、

狭小1LDKに住んでいて感じるメリット、および優先度だ(広さより、スペック!)。

何より、二重生活でなるべく固定費は抑えたいところ。

家賃も安くで抑えられる。

 

もちろんメリットだけではない。

部屋が狭い=キッチンが異様に狭い。

緊急事態宣言中、夫がいるので、健康のために毎晩、5、6食お惣菜を作っていた。

このクソ狭いキッチンで。「よくやったな、自分!」と心から思う。

もちろん期間限定だからこそできたことではあるが…(今はやってない!)

 

あと狭すぎて、密になるため、友達を呼べない。

(ま、コロナ禍だからいっか)

 

しかし、この現在の部屋に対するストレスが、気楽な単身赴任生活に慣れることなく

渡航へのモチベーションの要素の一つになっているのは

 

間違いない!!