夫の一時帰国!〜単身赴任生活もおしまいだ!〜
先週、夫が一時帰国で関西空港に到着した。
とはいえ、3日間は政府が用意した宿泊施設で隔離、その後さらに入国後14日間は自主隔離期間となるため、会えるのはまだまだ先。
(現在、自宅で隔離中だけど、私たちが会うと幼稚園に通園できなくなるなど、家族の行動に制限が出るので、私と子供たちは実家に居候中。ちなみに夫は日本国外既に3回PCR検査を受けて全て陰性ではある)。
夫が渡航する前も1年半、東京と京都の単身赴任生活を送っていたので、かれこれ2年に渡る単身赴任生活がようやく終わりを迎えると思うと実に感慨深い。
そして単身赴任中の仮住まい感満載のうさぎ小屋屋敷での生活ももうおしまい!何度狭いキッチンで、キッチン用具を燃やしたことか…もう火事の心配もしなくて良いから、多少料理に対するモチベーションがあがりそう。
下の子の妊娠中から単身赴任生活だったので、娘との4人での生活は実質初めてだ。
夫が子供たちの1日1日の成長を、携帯電話の画面越しでなく、夫の目で見てもらえるのは嬉しい。
(1歳の娘は「LINE電話のオジサン」としか認識していないのかもしれない…)
そして誰より喜んでいるのは息子だろう。夫と私を独り占めしていたところに父親が東京へ単身赴任、私と息子は出産で実家のある京都に引越し、妹が生まれた。環境の変化が多かったのに、突然以前のように家族に甘えられなくなり、随分我慢をさせたに違いない。初めはすぐにロンドンに行けると思っていたのに、当時予想もしていなかった2年もの単身赴任。私ももっと気持ちに余裕が持てたらと反省する日々だった。息子もまだ幼稚園児なのによく頑張ったなぁと思う。
夫が帰ってきただけで、まだ一緒には住んでいないけど少し自分の気持ちにゆとりができた気がする。一人で家事を回して子供のことも見る生活は手を抜く箇所を覚えれば楽だと思ってはいたけれど、知らず知らずに気は張っていたということか。
予定通りに状況が進まないこと、自分ができる予測なんてごくごくしれていることをよく学んだ2年間だった。
今まで、数年先の未来を予測しながら、あれこれ逆算して動いてきたけれど、この2年間、自分の予想だにしないことが普通に起きてきた。
計画性こそが大事だと20代の頃は思っていたけれど、この2年は計画通りに行かないことがとても多かった。その都度、状況に応じて判断して対応する力が、こういう時代には特に大事だと今は切に思う。
これからはようやく待ち望んだ家族が揃った生活が始まる。単身赴任が始まった当初は、子供が起きてくる前に出社、寝てから帰宅になるなら単身赴任であろうとなかろうとさほど変わらないし、余計なケンカが減って良いと思っていた部分もないわけではなかった。けれど、今は家族が一緒に暮らせることの尊さがわかる。
さぁ、これからどんな新生活が始まるんだろう。家族の経験値が高められ、絆を強めることができますように。