Last Vacation~London life with kids~

コロナ禍の2021.4~2023.1まで一家でロンドンに住んでいました。現地校に通っていた6歳児と1歳児とのロンドン生活と欧州旅行の記録。帰国後noteも始めました。https://note.com/yukolife_2015

専業主婦生活の中で社会との繋がりをつくってみる

子供を出産して以来、この7年間、子育てを中心にした生活を送りながら、非営利の活動を継続しています。この活動を行うことになった背景を今日は書いてみたいと思います。

 

活動を始めるようになったきっかけは以下のとおり。

7年前、出産と、夫の転勤の帯同による休職が重なったことで、生活環境が大きく変わりました。

自分の名前ではなく「○○くんママ」としか呼んでもらえないことや、児童館に行っても他のお母さんとの会話は子育て情報のみで大人の会話ができないことにとってもモヤモヤし、自分と社会との接点が途切れてしまった感覚を味わいました。

 

あわせて、休職中、仕事から距離置くことで、早朝から深夜までガムシャラに働いていた会社員時代の働き方に疑問を持つようにもなりました。

 

そんなときに一念発起して、現役ワーキングマザーとの対談会を開催。また、出産というライフイベントが、価値観を大きく変える機会になることを実感して、キャリアカウンセラーの先輩の協力を得ながら、自分の価値観の棚卸を目的にしたワークショップ、そしてそれと連動させる形で、自分にとっての大切な事柄に時間を注ぐための時間術講座を開催してきました。

 

この7年間、帯同先の東京、広島、京都で仲間を募りながらこのような活動を実施してきました。広島では非営利の団体も作って自治体と連携しながら取り組みをすすめてきました。

 

営利目的ではないので、この活動によって私のお財布が潤うわけではありません。

 

ですが、活動を通じて、生き方や社会の在り方を語れる友人ができたこと、そしてイベントの参加者の感想等からやりがいを得られること、また、これまで取組みを掲載いただいたメディアを通して、自分の活動を知ってくれた人が応援してくれたことなどが、自分が社会と繋がっている実感となり、この活動が今の生活においてなくてはならない要素になっています。

 

転勤のたびにすべてにおいて基盤をゼロからつくることになるので、もちろん友人関係もゼロからのスタート。けれども関係性を築く過程で「もしかしたら、この人とは深い話ができるかもしれない!」と思えば、踏み込んだ話題をふるようにしています。(それで失敗することもありますが、転勤族だからこそ、一生付きまとう話じゃないと思って特に気にしない 笑)

 

上述のようなテーマで仲間と一緒に企画を練るので、必然的にお互いの価値観を意見交換し合う機会が生まれ、関係性がとても深まります。ですので、たとえ住む場所が変わってもよい関係が続くことが多いです。

 

また、仕事の進め方、向き合う姿勢を友人から学ぶこともでき、友人からのフィードバックをもらうなかで、会社員時代は自分の強みなんて全く実感できなかったのですが、意外に会社員時代の経験が活きてるなと感じられる場に遭遇できます。

 

もしかしたら、こういう機会は、自分で立ち上げなくとも例えばPTAなどの運営、副業、既存のボランティア活動への参加でも得られる経験かもしれません。

 

ということで、渡英前も、「ロンドンでも活動を続けたい!」と意気込んでいたなかで、運良く巡りあえた息子の学校のママ友。彼女の旦那さまがスウェーデン人、そして自身もスウェーデンの留学経験があるというスウェーデンにゆかりがある友人です。

次回のブログでは、このママ友と開いたトークイベントについてご紹介したいと思います!