駐在中の’’鬱’’リスク回避
思い返せば、夫と結婚してからは転勤ばかりで東京、広島、京都と転々としてきました。
今ではいろんな地域を楽しむ余裕ができ、転勤も悪くはないなと思えるようになりましたが、東京時代は、退職、出産と生活環境が大きく変わったタイミングでもあったので
家庭崩壊を招くのではないかというくらい、荒れに荒れまくっていました。
東京は友人もたくさん住んでいたのですが、
はじめての育児で外出そのものに抵抗があったこと
また退職して家業を継ぐつもりが転勤で復職時期が延期。
今後の不安と社会との接点が無くなってしまったことがメンタル崩壊の大きな要因だったように思います。
そこから一念発起して、子育て中のお母さん向けの団体を立ち上げ、イベントを主催するなど活動を開始。そこから社会との接点を取り戻し、人の役に立てている実感がわき、気持ちの余裕も取り戻せるようになりました。
しかーーーーし!
私が英国生活で懸念しているのは
社会との隔絶、再び
ということ。
イギリスで長く生活をしていた私のかつての英語の先生に
イギリスはボランティアが盛んな国だから、
やってみるといいよと薦められたこともあり
何かしらの社会活動に関わることが一つの目標だったりします。
けれども、ただいまコロナ禍の真っただ中!!
外出制限で、現地で人のつながりを持つこと自体が難しそうです。
加えて言葉の壁…
再度、私のメンタルが崩壊するのではないかという心配を
私はもちろん、恐らく夫が戦々恐々としています。
私もあのときのような状況に陥りたくないので
イギリスに行っても、今までやってきた社会活動が続けられるように、とオンラインでのワークショップに
本日っ、初挑戦しました!
パチパチパチ
知人から「やってみない?」と声をかけてもらい、
渡航前でスケジュール的な心配はありつつも
やるなら渡航3か月前の「今しかない!」と先月から1か月間で、既存のワークショップの内容をオンライン版に対応。
コロナ禍でなんでもかんでもオンライン化されていく世の中にじゃっかんの抵抗を覚えつつ、こんなに普及しているzoom等々もそんなに使わず「リアル」に固執していた部分があったのですが…
この1か月間でyoutubeデビューしたり、zoomで講師をしたり。
めっちゃ、オンラインって可能性広がるやんっ!
と、人間の意識なんてすぐ変わるもんだな、と我ながら思うくらいオンラインに対する見方が変わりました。
そして一緒に企画運営に携わってくれたメンバーの手厚すぎるサポートのおかげで、私自身もオンラインのテクニカルな部分について幾ばくか知ることができました。
夜な夜な起きて作業することもしばしばあったけど、
イギリスでの私のお守りになる貴重な経験です。一緒にこの1ヶ月伴走してくださったメンバーには感謝の念しかありません!
イギリスから、またワークショップ、イベントをオンラインでお届けすることができるよう現地での生活でいろいろtryできたらな、と思います。
そしてなんとか、現地で鬱にならず、メンタルをコントロールできますように…!