Last Vacation~London life with kids~

コロナ禍の2021.4~2023.1まで一家でロンドンに住んでいました。現地校に通っていた6歳児と1歳児とのロンドン生活と欧州旅行の記録。帰国後noteも始めました。https://note.com/yukolife_2015

90分の通学路から習慣づけについて考える

毎日息子の学校の送迎に2往復合計4km、トータル1時間半の時間を費やしている。

イギリスでは子供が一定の年齢になるまではどこへ行くにも大人の付き添いが必要だ。

 

はじめは無駄な時間としてしか捉えていなかった通学時間が、夫の在宅勤務のおかげで2歳娘を家で留守番させられるようになった。そのお陰で、家ではなかなか1対1で向き合えない息子との貴重なコミュニケーションの時間、そして私の運動の時間になっている。

 

また一人の時はSpotifyやVoicyで耳学の時間に充てているので、通学の送迎もそれなりに有意義な時間に変わりつつある。

 

そしてこの通学路、出会いのきっかけでもある。

学校の門を出ると、各親子が左右、それぞれの方面に帰っていく。同じ方面の親子もすぐに三叉路で散らける。

そのうち、ごく少数の親子しか残らなくなるのだが、その人たちと毎朝、毎夕だいたい同じ時間帯に顔を合わせるので、「あぁ、この人たちも遠くから来てるんだな」と思うと少し仲間意識がわく。そのうち声をかけたり、かけられたりするなかで、日本人以外の親子とも仲良くなれたのだ。片道20分強の時間が会話をするのにちょうどよく、関係を深められた人たちもいる

 

実は同じ通り沿いにイケメン父&息子がいるのだが、彼らとも雑談を通じてつい最近顔見知りになった。私のリスニング力が低すぎるのと、イケメン父がクールなので会話はさほど弾まないが。ただ見かけたら手は振ってくれ、その振り方もなかなかかっこよく目の保養になっている。

 

学校の近くに住んでいる人たちからは「よくそんな遠いところから来るね」とは言われるが、この1時間半があるから日頃なかなか重い腰が上がらない事柄も習慣化できていると思うと、習慣づけしたいことがあれば強制的に日常に組み込んでしまえばよいんだな、と最近感じる。

 

24時間、すべてを優先度が高い事柄に費やせたら理想ではあるが、それはなかなか難しい。

だけど無駄だと思っていた時間も見方を変えて工夫をすれば、有意義に使える。

 

時間の有効活用は日々試行錯誤中ですが、お役に立てれば幸いです。