Last Vacation~London life with kids~

コロナ禍の2021.4~2023.1まで一家でロンドンに住んでいました。現地校に通っていた6歳児と1歳児とのロンドン生活と欧州旅行の記録。帰国後noteも始めました。https://note.com/yukolife_2015

専業主婦の目標管理

今年の目標を年始に考えられた方もいらっしゃるのではないでしょうか。今日は現在、専業主婦である私の目標管理について書いてみようと思います。

 

会社員の時は、定期的に上司との面談、キャリアシートの提出があり、これまでの振り返りと今後を考える機会を会社から与えてもらっていました。また研修を受けさせてもらうこともあったので、仕事のモチベーションを高める機会も作ってもらっていました。

 

しかし会社員の立場を離れると、そのような機会は誰も用意してくれません。ですので退職後は、毎年目標をエクセルで一覧にして管理していましたが、この5年間はママ友仲間とそれらを共有しあう会をつくっています。昨日、その会を日英でオンラインで繋ぎ、やっていました。

 

それは以前住んでいた広島でできたママ友仲間で、ワーママ、専業主婦、立場は様々ですが、身近な家族とよりよい関係を築きながらも、社会で自己実現をしていきたいという共通の思いで繋がっている仲間です。

 

当時、私は退職と転勤、第一子の出産が重なり、社会との繋がりがあり、自己実現ができていた環境が一気に変わってしまいました。また、自分ではなく子供主体で時間軸を進めていくことに出産まもない頃は慣れず、価値観のゆらぎが発生していました。

そこから時間をかけてキャリア、家族、自分自身といった切り口で少しずつ価値観を整理しました。時に棚卸しを目的にしたセミナーに参加したり、なんなら自分がワークショップを企画したり、キャリアカウンセラーの知人にコンサルしてもらったり様々な方法で。そのような時期に、同世代の子供がいて、同じように自分のものさしを模索していた彼女たちと出会い、当時抱えていたもやもやを共有し、語り合う中で、他人の評価に惑わされない自分の"ものさし"をつくってこれたように思います。

 

表面的な会話だけで繋がっていない、お互いの価値観をわかりあえる仲間の存在はとても心強く、毎年の1年の目標を語り合う会では、適切なアドバイス、フィードバックをくれるので、一人で目標に向き合うより、はるかにモチベーションが促され、行動の質があがります。

 

転勤族の専業主婦という立場はある意味孤独を感じやすく、ママ友ができても表面的な会話だけの関係で終わることも多いし、せっかく時間をかけて踏み込んだ話ができるようになったとしてもまた転勤ということがよくあります。

 

だからこそ、深いところで繋がり合っている仲間と引越後も関係を続けられているということがとてもありがたく、そのおかげで会社員時代の上司、メンターのように、時にアドバイスをもらい、また自分を承認してもらいながら毎年目標に向けた行動を進められています。そしてこの関係が継続できているのも、引越前に「年に1回目標を共有する会を行う」として仕組み化していたことが大きいように思います。(もちろんそれを毎年企画してくれ、忙しいなかでも参加してくれる友人あってこそですが)

 

身の回りの人とお互いの価値観を理解し合えるくらい関係を深めるというのがまず難しいのですが(このテーマについてはまた別に書こうと思います)、信頼できる仲間との目標共有は、身近に目標を一緒に管理してくれる上司等がいない今の立場だからこそ、なおさらよいと感じる今日この頃です。