落とし物騒動から日本人コミュニティの良さを考えてみる

先日、落とし物をしてしまいました。

言い訳をすると2歳娘がゴネゴネ言っていてそれに気を取られていたときに。いや、けど根本的には私の不注意が原因です。

気づいてすぐに引き返したのですが、そこにはもう無くて「あぁ、終わったな」と思いながらも必死こいて探しまくっていたところ、なんと2時間後に友達から「落とし物してない？」と連絡が！日本人の方が拾ってくださり、記名していたので、複数の日本人コミュニティに私の名前が回り（恥ずかしい笑）、回り回って友達が気づいてくれたそうです。

拾得してくださった方→Aさん→Bさん→友達→私　と間に3人も入ってるのに、こんなにもすぐに手元に戻ってくるとは。しかも夕方の忙しい時間帯に！

翌朝には受け取ることができ、わずか一晩で手元に戻ってきました。

日本人コミュニティのありがたさを実感…

（じーん。）

よく

「外国に住むなら日本人とつるむな。」

「駐妻コミュニティ怖い。面倒臭い。」

等々、ご意見、先入観はありますが、日本人とかかわらない場合、このような緊急事態も何とか自分で英語を駆使して乗り越えないといけない可能性がぐんと上がります。

「だからこそ経験値も語学力もあがるんだろうが！」

とおっしゃる方もいらっしゃるでしょう。

それは確かに。私も同感です。

考え方、状況は様々だと思います。

ただ日本人コミュニティに属したとしても、自分の働きかけ次第で、日本人以外の交友関係も築ける機会はあるわけで、親切な日本人の皆さんに救われた身からすると、自ら蔑ろにする必要はないというのが、渡英半年時点の所感です。

複数のコミュニティに属していると、近所の防犯情報などがものすごいスピードで、そしてものすごい情報量（近所のスリ犯人の写真とか）が回ってきます。大使館や警察の情報より頼りになります。

余談ですが、以前、ワーママの友達が忙しいのにPTAに入っていて、「なぜ？」と思い理由を聞いたことがあります。

「コミュニティに自分から入り込まないと、本当に大切な生の情報が入ってこない」と言っていたことをふと思い出しました。

確かにコミュニティによっては、付き合いが煩わしいものもあるかもしれません。

人付き合いが苦手な方はストレスも感じることでしょう。

合わないコミュニティに深入りする必要はないですが、海外生活、ましてや子供もいるといろんなリスクがあるわけで、無理のない範囲で、地域のコミュニティに入り、持ちつ持たれつの関係を築くことで、それが自分や家族に何かあった時のセーフティネットにもなると思うのです。またそこに属する人たちとよい関係が築けたら、充足感も増すことでしょう。

どうしても理由があって日本を生活から排したい方以外。

特に海外生活がはじめて、英語が堪能ではない私のような方で、日本人コミュニティとの距離のとり方に迷われている方がいらっしゃれば、「よっぽど合わないとかじゃなければ、自ら距離をおくこともないですよ」とお伝えしたいです。

その前に…

落とし物をしないように、その他事故や事件に巻き込まれないように気を引き締めようと思いました。

ほんと親切な方に助けてもらってよかったぁ。

※追記※

私はそこまで多くの日本人コミュニティに入っているわけではないですが、学生時代の友達、後輩、また日本の幼稚園のママ友など信頼できる友達経由でお友達を紹介をしてもらい、交友関係を少しずつですが広げております！面倒見がよい在英歴も長い友達にも出会え、お世話になっています！