Last Vacation~London life with kids~

コロナ禍の2021.4~2023.1まで一家でロンドンに住んでいました。現地校に通っていた6歳児と1歳児とのロンドン生活と欧州旅行の記録。帰国後noteも始めました。https://note.com/yukolife_2015

現地校6ヶ月目の記録

息子の現地校生活の定点観測。

 

昨年6月に入学して半年。

2021年6→7月末 の1ヶ月半は学校の雰囲気に馴染んだ上で日本人以外の友達とも遊べるようになったことが最大の成果だった。

 

よく日本人が多い学校に行っても英語は伸びないと聞くし、それは当たっている部分はあると思いつつも、我が子においては日本人の子供達が多い環境だったからこそ、はじめての海外生活、学校生活にも慣れるのが早かった。また社交的な生活が幸いして、例えばプレイグラウンドで臆せず自分から英語で友達をつくりにいってる様子を見ていると、本人の性格を見極め、どれだけ英語を習熟させたいかによって学校を選ぶことが大事であるように思う。

 

日本のように学区に縛られ、学区内の一校しか通えないわけではないので、空きがあれば転校ができる。またホームラーニングも認められている国だ。

合わなければ学校を変えればよいだけなので、子供が学校に行きたくないと言っても、気楽に捉えればよいこともわかった。

(その点、やっぱり日本に比べてうーんと柔軟だよな〜。日本は合わなくても学校を変えるというハードルが高い。)

 

夏休み後、2021年9月-12月の3ヶ月間、本人曰くよくない行動をした時のイエローカードを貰うことも増えたようだが、consideration / collaboration / politeなど定性的なことで褒められたと表彰状やリストバンドをつけて帰ってくることも増えた。いつも嬉しそうな表情を浮かべているので、この積極的に褒めて、可視化する取り組みで自己肯定感が育まれているように思う。

また喋りすぎでイエローカードを貰うと言っていたので、行き過ぎの面はありつつも能動的に学校生活を送っているのではと捉えている。

 

そして些細なことでも、よい行動をしたら先生がポイントをくれるという学校の仕組みによって、本人のヤル気が促進されている。

ちなみにこのポイントは個人ではなく、各生徒が所属しているグループに還元。タームごとに1番ポイントを獲得したグループがチョコレートフォンデュを食べられるという強烈に子供のモチベーションを促してくれる仕組みである笑。

 

休み中も「早く学校に行きたい」と言っていたので、幸いにして学校の雰囲気、取り組みが息子には合っていたようだ。

 

 

そして勉強についてはどうか。

算数については、毎日家で20分、日本の参考書を使って、日本語で基礎を補習している。あとは学校で、よく使う算数の用語だけ覚えるようにと伝えている。その甲斐あってか理解が進み、テストの点数が3ヶ月間で見違えるほどに上がった。夏休み前は「学校の勉強はわからないし、勉強が嫌い」と言っていたけれど、英語で理解をさせず、まずは日本語で理解をさせるといった1ステップを加えることで、勉強に対する嫌悪感、自信の喪失は解消されつつある。

 

英語についても3ヶ月前は宿題をするにもベッタリ付き添って教えないといけなかったのが、phonicsを学校で丁寧に教わっている甲斐あってか自力で音読ができるようになり、1学年下の読解力の問題集は一人で解けるようになってきた。友人が宿題は半年経てば自分でできるようになると話してくれていたのだが、我が家にも該当した。ただ理解度はまだまだ到達はしていないし、語彙力も十分ではない。スペリングphonicsの知識を活用して、規則性を考えながら書いているが間違いは多い。

私も夫も英語は完璧ではない。家でやれることも限られているから、英語は学校に任せるしかない。長い目で応援したいと思う。

 

以上が、現地校生活半年間の記録。

もし、現地校に行かせるべきか迷っておられる方の参考なんかになれば幸いだ。