Last Vacation~London life with kids~

コロナ禍の2021.4~2023.1まで一家でロンドンに住んでいました。現地校に通っていた6歳児と1歳児とのロンドン生活と欧州旅行の記録。帰国後noteも始めました。https://note.com/yukolife_2015

違うことがあたりまえの現地校

Xmas気分が抜けないまま1月を迎えていますが
今日から学校が始まりました。
 
今日は息子の学校の取り組みについて書きます。
 
 
息子は、たまに紙製の黄色のリストバンドをつけて帰ってくることがあります。
何が書いてあるのかというと
"for being very polite"
"star musician"
など。
それぞれの先生が、子供たちがいい行動をしたときに、リストバンドに書いて、
腕につけてくれるそうです。
 
息子はすごく誇らしげに、嬉しそうにリストバンドを私に見せてくれます。
 
とにかく褒めて、その子の良さを伸ばす方針、取り組みが特徴的だなと思います。
しかも、それを可視化する点なんかは、おもしろいです。
 
先生が個人対して褒めるというような話は聞いたことがあっても
それを周囲にもわかるように可視化するといった取り組みは、私は聞いたことがありません。
(もしそんな取り組みを日本でもされている学校があれば知りたいです!)
 
リストバンドだったら身につけられるから、
周りからも認識されやすいし、
よいとされる行動が生徒全体に広がるきっかけにもなるので
個人だけでなく生徒全体にとっても前向きないい取り組みだと思います。
 
そんな話を駐在妻の友達に話すと、
友達の学校では、得意科目や担っている役など様々なバッジがあるとのこと。
子供によっては、制服のセーターが重みで垂れ下がるほどの沢山のバッジをつけていて
それが子供たちのやる気に繋がっているという話を聞きました。
 
他校のお友達や、他国から来たお友達との会話の中で、
イギリスの教育は他人と違うことが前提で、
その子の良さをどんどん伸ばすのが特徴的だという話題になります。
子供の自己肯定感も育まれますし
スペシャリストが育ちやすい土壌なのだそうです。
 
勉強の場面でも、息子は、英語はまだ学年のレベルに到達していないから
1学年下の問題集を貰ってくることもありますが、
ちゃんと同封の用紙に「焦ることでも戸惑うことでもない」と書かれています。
 
それは、息子の学校だけでなく、
自分の今の学力にあったレベルの問題集を配布されることは
こちらでは普通のことなのだそうです。
移民の生徒が多いセカンダリースクールなんかでは、
英語のレベルがバラバラなので
英語のレベル別でクラス分けがなされているといった話も聞きます。
 
息子はこの半年、特にそれに対して劣等感を感じることもなく、楽しく通学していて、
ほんの少しずつではあるけれど英語で会話ができてきたり、
テストの点数もあがりつつある様子を見ていると、
今のところはこの制度がよいように作用しているように思います。
 
日本だと出る杭は打たれてしまうし、
お子さんが皆と同じことができていないと焦るという親御さんも多い気はします。
日本にいるときは私も少なからずそういうところはありました。
 
けれどここでは皆バックグラウンドが違いすぎて、どうでもよくなってきたというのが本音。
 
他人とは違うという前提に立てば、色々なことに解放されるなと思う今日この頃です。
 
子供のよいところをとことん伸ばす。
子供のギフト、タレントを育てる。
子育てにおいても実生活のなかで大切なことを学ばせてもらっています。
 
 
 

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