夏休みの自宅学習~その②算数編~
前回に引き続き、今回も夏休みの自宅学習について。
今回は、算数編。
算数も、前回記事で紹介した
学校から支給されたキャッチアップを目的にしたこちらの英語での問題集セットを使っている。
①解説つきの基礎学習 ②計算問題 ③簡単な文章題の3セットがついていた。
算数は、進度が早く簡単な掛け算、割り算のような問題もYear1で学習する。
(早い…そもそも息子は年長児…)
ただ、Englishと違い、算数は使う単語がある程度限定されているので、
問題数をこなすことで問題集1冊分終わる頃には、ほとんど自力で解けるようになっていた。
ちなみに算数は、基礎的な考え方については日本の教材を使って教えている。
現地校での算数を理解するには
まず①基礎的な考え方を身に着ける ②解く上で必要な英語の語彙を身に着ける
という2つのステップが必要になると考えている。
もちろんイギリスにもよい教材はあるんだろうけど、
息子は英語に関する苦手意識がまだ残っているので、
基礎的な考え方だけでも日本語で教える方が、心理的な障壁を下げることができるようになると考えている。
何より、こちらに来て、英語が理由で自信を失いがちな息子に
「日本語だったら算数はわかる」という自信をつけてあげることが大事だと思っている。
ちなみに基礎的な考え方を教える際の参考書は、なるべく解説が丁寧なもの、簡単な教材をを選んだ。
念のため、Amazonで日本の教科書を購入して渡英してきたが、
教科書はほとんど使っておらず、この教材のみで今のところ間に合ってはいる。
(ちなみに日本の学年に該当する年齢になったら大使館経由で教科書は入手できるものの、年長児にあたるのですぐには手に入らないため、あらかじめ教科書は購入してきた)
小学校1年生の範囲は、この夏休み中に一応はすべて終わらせた。
あとは同じく日本の計算ドリルで何度も反復練習をさせて定着を図っている。
そして前回の英語の回でも書いた、読解力の未熟さは算数の文章題でも顕著で
問題をきちんと読めば解ける問題も、その習慣がついていないのでよく間違っていた。
なので文章題に特化した問題集を活用。
これを活用しながら、きちんと問題を読んで内容を理解することを訓練をしている。
その甲斐あってか、最近は前に比べると、注意して文章を読むようになったようには感じている。
息子の様子を見て、改めて英語での算数の学習は
①基礎的な考え方を身に着ける ②解く上で必要な英語の語彙を身に着ける
ことを切り分けて考えることが効果的であるように感じている。
ちなみに算数の解法が各国で異なるといった話も聞いてはいたが、
ちなみに息子は日本の解法をベースに教えてはいるが、
現在のところそれで混乱している様子はなさそう。
新学期も、自宅での勉強時間は減らすかもしれないけれど、
基本的にはこの方針で継続する予定だ。
追記
たまにCBeebiesのNumberblocsを見せているが、本人は最近、楽しそうに見ている。