現地校5週目の記録〜歌の力〜
入学後、1ヶ月が過ぎて息子は学校にだいぶ慣れてきたみたい。
学校が辛かった時、近所の交差点でよく会う同じ学校の親子に声をかけてみることを目標に、手を振ったり、"Hi"と声をかけてみたり徐々に距離を近づけて行っていたのだけど、今週は思い切って話しかけてみたら、その親子が実は姉弟だということがわかり、しかも慎ましやかな親子と思っていたら実はとてもおしゃべり好きな姉弟で一気に距離が縮まり、会えた日は一緒に登下校ができるようになった。
(お姉ちゃんは16歳。私が親子と間違えたのでリアクションに戸惑っていた笑)
彼女は友達に日本人がいるらしく
「Miso Unagi Tofu が大好き!」となかなかの日本通。
息子が
「ぼくも味噌汁好きだよ!」
と日本語で言うと
"He loves Miso?"
と日本語が少しわかっていた!
そして言葉が話せない息子は、弟くんと一体何を話しているのかと観察していたら、なんと学校の校歌を一緒に歌って仲良くなっていた。
歌の力って絶大。
そして驚いたのは、校歌がラップ調。
大学の時、よく歌った「都の西北」や「紺碧の空」も高揚感があって好きだったけど、校歌がラップ調なんてなんかかっこいい。
そして、日本では年長の学年の息子はこちらでは1年生。なんと九九の2の段と5の段を覚えて帰ってきた。お経のように唱えて覚えたジャパニーズスタイルの九九もこちらではYouTubeを見て歌って覚えるらしい。
(count by○ ※○は数字 で検索すると九九を覚えるための英語の歌が色々出てくる)
今の日本の学校教育も私たちの時代からは随分変わってるんだろうけど、こちらでは低学年ということもあってか授業内容はエンタメ要素が入って楽しそう。
楽しそうに算数や社会の授業の話をしてくれる様子を見て、やっと安心感をおぼえられるようになった今日この頃。
ま、夏休みでリセットされるんだろうけども!