Last Vacation~London life with kids~

コロナ禍の2021.4~2023.1まで一家でロンドンに住んでいました。現地校に通っていた6歳児と1歳児とのロンドン生活と欧州旅行の記録。帰国後noteも始めました。https://note.com/yukolife_2015

primary school入学までのあれこれ

こちらに来て1ヶ月少々、ようやく6歳の息子が小学校へ行くことになりました。

 

学校は関心が高かったので、日本にいたときから下調べをしていましたが、今日はその備忘録として小学校を決めて、申し込むまでの過程を綴ろうと思います。

 

 

息子は幼稚園では年長の学年ですが、こちらイギリスは9月入学。

8/31までに生まれた子供たちは、日本の学年より1つ上の学年になるので

5月生まれの息子は現地のYear1となります。

さらにイギリスの小学校はYear1の下にもReceptionという学年があるので

自分の子供がどの学年に該当するかは確認が必要となります。

(CouncilのHPで確認が可能)

 

■日系の幼稚園に行かせるか、現地校に行かせるか

まず、我が家でこれが問題になりました。

・息子は、「英語だと何を話しているのかわからないから嫌だ」と日本にいたときから明確に英語に対する嫌悪感をあらわにしていたこと

 

・駐在期間が2年程度で、イギリスの駐在終了後は日本に戻ること

 

・私たち夫婦は、まずは家族の精神的な安定を第一に生活を楽しみたいと思っていたので、

日系の幼稚園→日本人学校という選択肢ももちろん入っていました。

その場合、日本の教育制度にならって、日本と同じ学年で進みます。

 

Ealing、Actonといった日本人が多く住むエリアには、日系幼稚園があり

そちらも検討はしてみたものの、ネックは年間100万円以上かかる学費の高さでした。

日本人学校に関しては会社の補助が全額出るものの、日系幼稚園に対しては補助が一部しか出ない)

 

その金額の教育投資をして、日本人がいる環境、日本語を話せる環境を優先するかどうか、非常に考えました。

 

考えに考えを重ねた結果、日系幼稚園に行ったとしても1年未満。

であれば、現地校に1年弱トライしてみて、合わなければ日本人学校へ、

合えばそのまま現地校に通えばいいやと思い、現地校に通わせることにしました。

 

 

■小学校の選び方

小学校は日本のような学区の概念がなく、自分で選択ができます。

(ただ学校までの距離や兄弟の有無など、入学に優先される条件があるようです)

また多くの方のブログにも書かれているようにOfstedという学校の評価制度があります。

Ofsted - GOV.UK (www.gov.uk)

毎年行われているわけではなく、必ずしも評価が「今」の評価を表しているわけではないことに注意が必要かと思いますが、多くの人がこれを参考にしているようです。

我が家も家から徒歩20分圏内の学校をピックアップし、各学校の評価をチェックしました。

 

最高評価であるoutstandingの学校もあったのですが、やはり人気校でもあるためいつ見ても空きはゼロ。

空きが無いことを知りつつも、ダメ元で空きが出る予定を学校に直接聞いてみましたが

「入れ替わりがある時期だからいい時期だけど、Waittingが必要」という答えでした。

 

(ちなみに家選びの時点から学校のことは視野に入れていました。

我が家は夫がロックダウン中に渡航、私たちがいつ行けるかわからない状況での家探しでした。

councilのHPから各学校の空き状況はわかりますが、私たちが行くときに必ず空きがあるとは限らないので、徒歩20分圏内に少なくとも3校は学校がある家を優先しました。)

 

また通常、school tourの機会もあるようですが、私が問い合わせた学校はコロナでどこも軒並み中止。ただ、youtubeで学校案内を公開しているところもありました。

またHPも充実していて、各学年の授業内容も学期ごとにかなり詳しく公開している学校もありました。(そこに驚き!日本にいるときからチェックして、息子にどんな勉強を補うべきか判断する材料にもなりました)

 

そして、事前に夫や友人に紹介してもらった現地で子育てしているお母さん方に口コミを聞き日本人の受け入れ含め、色々な国籍の子供の受け入れに実績がある小学校に入学を決めました。

 

 

■小学校の申込方(公立)

日本のように、学区が決まっているわけではないので、

一部、キリスト教の学校などは学校に直接書類を申請するようですが

基本的にはCouncilを通じて、オンラインで申請。

(めっちゃ楽!いちいち役所に行かなくていいのでありがたい!)

 

生年月日がわかる書類(パスポートなど)と、住所が証明できる書類(賃貸の契約書など)のアップロードが必要になります。

→住まいが決まる前からは申請できない

 

渡航し、住まいが決まればすぐに自分が住むCouncilのHPで、子供の学年、および各学校の空きを確認。

私が住むcouncilは毎週金曜日の16時が締切となり、そこから10営業日内に返答が来るとのことでした。

 

■返答が来てからの流れ

councilからは10営業日経つ前に、早々に、「希望していた学校からのofferがあるが、それを受けるかどうか」という内容の書面がメールできました。1週間以内に返答するようにとの内容でしたが、返答するとすぐに学校から電話が!

翌日か翌々日に入学の手続きをしに来るようにとの内容。

子供を連れて学校に行くと事務の女性に書類を手渡され、記入するようにと告げられその場で書いて提出。

晴れて入学の手続きが完了しました。

 

■その他

手続きではないですが。

Primary schoolには制服がありますが、スーパーに売っているというのはまぁまぁ有名な話。

学校名が書かれているセーター、バッグは指定の業者で買うようにと言われましたが、そのほかはスーパーで買うと安いよと学校の事務の方にも言われました。

ある程度の規模のスーパーにもありますし、ありがたいのはネットスーパーでも買えること!

近所のスーパーで売り切れになっていたものをOCADOで探してたらありました!!

めっちゃありがたい〜!!

 

■一連の手続きを終えてみて

思った以上に行政の手続きが楽。

役所に行かずして、オンライン入力、PDFで証明書のやりとりができて、ネットで完結できるのがとてもありがたかったです。

学校も息子の通う学校は、校則や学年ごとのカリキュラムがHPで公開されていたり、学校紹介がYouTubeに載っていたり、オンラインでの情報公開が進んでいることに驚きました!

 

日本では幼稚園しか通わせていないけど、行政向けの書類も紙ベースがほとんど。

オンライン化が進んだらもっと楽なのにな〜

 

ま、なんといってもまずは無事に手続きが済んで一安心です。