我が家のお気に入りの風景
最近、白菜のお浸しを作っていてもイギリスにいるだけで2、3割オシャレなことしている錯覚に陥っています。
それはなんなんですかね。
家の中で既に当たり前の日常になりつつある景色ですが、来て2、3日は「ええなー!」と感激し続けた光景があります。
■キッチンの窓からの塀と壁
この景色を見ながら、洗い物をしています。
嫌いな家事の一つが洗い物。単身赴任中の家では
・シンクがめちゃくちゃ狭い
・食洗機など当たり前に無い
・対面キッチンでないため壁を見ながらひたすら洗わなければならない
・背後で兄妹喧嘩、そしてしょっちゅう手を止められる
ため、毎食後皿洗い時は殺気立っておりましたが、こっち来てからは、食洗機という味方をつけながら、窓からこの景色を見て気分良く皿洗いをしています。
この塀の景色を見てると、映画の一幕に出てきたような気分になれる不思議な現象。
日本なんて窓から隣の家見えた途端、残念な気持ちになるけど、このいつからあるのかわからない歴史がありそうな煉瓦造りの塀とお隣の壁は非常にドラマチックです。
■寝室の窓から見える街路樹
寝室の窓からこの大きな街路樹が見えます。
青空の日なんかは本当にきれい。
今は洗濯物干しがエブリタイム設置されているのでイマイチですが、到着して1日目の朝は起きて目に飛び込んでくるのがこの景色なので少し感激してしまいました。
それにしても、ロンドンはどこを歩いても街路樹が本当にきれいですね、時期的なものもあるんでしょうけど。家からもこういったパブリックな美しいものを堪能できるのがとても素敵だな、と思います。
■隣の家の庭
こちらの家に住んでまず驚いたのが塀が低い。
なんなら飛び越えて行けそうだし、サッカーやキャッチボールを子供としている時ヒヤヒヤします。
こちらの人はプライベートな空間を大事にしそうだし、そもそも防犯の観点からもこの塀の低さにはビックリしました。
ただそのおかげで、お隣の庭に生える木々や、煉瓦造りの素敵なおうちが借景として楽しめます。塀を軽々と越えて家から家をリスや鳥がのびのび移動している様子も愛らしい。小鳥の囀りも聞こえます。
ただ驚きなのは私が住んでいるのは特に高級住宅街ではない普通の郊外の住宅地だということ。しかも駅近。
この環境、非常に人間らしい生活が送れるなぁと実感します。
一方で家を建てるのにどんな制限があって、それに対してロンドン市民はどんなふうに考えているのかも気になるところ。
そんな話を気軽に聞ける現地の友人もつくれたら良いのになぁ。
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ロンドンでの日常で見たもの、感じたものをinstagramに残そうと思いアカウントを作りました。
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