実録 PCR検査 in Japan
私たちがやったことの備忘録を記します。
■予約
・まずは、イギリス政府のHPよりPCR検査の要件を確認。よく変更があるらしいのでご自身で確認を。
・TeCOTを参考に、渡航者向けのPCR検査および陰性証明書を発行している医療機関をリサーチ。
イギリス政府が指定する検査の条件、陰性証明書の必要記載事項に対応しているか電話確認。
・費用はだいたい3万円程度。私が住むところは22000〜40000円の範囲でした。
陰性証明が出るまでの時間も早いとこだと当日OK。だいたいは翌日。遅いとこだと2、3日後。渡航前3日以内に検査を受ける必要があるためここはチェックが必要。私たちは連休中の渡航なので医療機関がやってるかどうかも確認の必要がありました。
結局、比較的近く、一番安く、そして当日結果が出る医療機関へ。
どうやら安さの理由は外部に出さず自前で検査ができるからみたいでした。
■当日
検査前1時間は絶食。飲み物も歯磨きもNG。
いざ到着すると既に人がちらほら。混雑とまではいかないけれども、それでも次から次へと人が来る。やはりPCR検査の需要があるんですね。
なのにまさかのスタッフ一人でまわしている状況。何も要望を言わない人には物腰柔らかに接するけれども、「イギリスの陰性証明に入れないといけない記載事項は書いてくれますか?」と夫が尋ねたところ、曖昧な返答をされたうえに、「こういうのわかりにくいから、不安ですよねー(ヘラヘラ)」という適当なコメントを返されたことに、「こっちはイギリスに入国できるかどうかこの陰性証明にかかってるのにヘラヘラ答えてるんじゃない!!」と私の中の闘志がわきあがり、「受付の人は過去、渡英された方の陰性証明の記載事項を見て事前に質問に答えてくれたんですけど、調べてもらえないですか?」と聞くと、「え、受付がそんなこと言いましたか?」とすごい剣幕で言い返され、「クソ忙しいのにそんな面倒なこと言ってくんなよ」と言わんばかりのスタッフの返答に、私の闘志の炎はいとも簡単に消え、引き下がったのでした。
このやりとりの結果、順番を後回しにされ、到着から1時間でやっと検査。この容器に唾液を入れて完了。
私たちが待ってる間にも、例えば「仕事の都合で早く結果が知りたいから、どうにかしてもらえないか?」と尋ねる男性に、スタッフは「決まり以上のことはできません!」と完全にシャットアウト。
この融通の無さは、この医療機関もパンク気味だという表れなんだろうか。
少なくともこのPCR 検査をするスタッフからは全く余裕はなかった。まず一人で対応している状況に無理があるようにも感じた。
(一方で受付のお姉さん方に流れてる空気は全く違ってのんびり談笑されていたけれども…陰性証明のこと受付に聞いたらよかったなぁ。ま、電話である程度尋ねておいたから大丈夫だと思うんだけど)
とにもかくにもひとまず「陰性」証明はもらえよかった。
しかし、今の医療現場の状況がほんの少し垣間見えた一時だった。
(入院治療の現場では比べ物にならない過酷な現場なんだろうけども)
陰性証明。
無事通過できますように。
あの時、すごい剣幕で返されて、怯んでしまった私を後悔するときが来ませんように…