5歳児の英会話学習
4ヶ月間通った息子の英会話が最後のレッスンを迎えてしまった。今日は息子の渡航前の英会話の勉強について書こうと思う。
2歳の時、家から一番近かった託児施設が英語保育をしてくれるところで、週1ペースで通い、京都に引っ越してからは大手学習塾の英会話教室にほんの少しだけ通った。
しかし、レッスン中、日本語で喋りまくる息子の様子をたびたび目撃!それだけでなく「英語はわからないから話したくない!」と断固とした態度を取る息子の様子に
「イギリスに行けば英語しか通じない環境になるし、無理に日本で勉強して行かなくても、住めば嫌でも慣れようとしてくれるやろ」と、ここ1年半近くは英語に関しては何もやらせていなかった。
けれども、赴任の辞令がおり、色々調べると、「そうは言っても、現地校に入れるならやっぱり少しは勉強させてから行ったほうがいいのでは?!」とやや焦りだしていたところに縁があったのが、今の先生だった。
渡航まで残された時間も短かったので、基礎固め&応用も期待できるphonicsを中心に週1回、教えてもらっていた。
先生は、まだ20代と若いけれど、本当に一生懸命子供が興味をもつレッスンを考えてくれた。
その甲斐あって、みるみるうちに英語に対する嫌悪感が和らいで、得意げに英語を口にしたり、「おうちに遊びに来てって英語でなんて言うのー?」と私に聞いてきたりした。
子供の関心って教え方次第でこんなに変わるんだなぁと実感。
先日も「イギリスのお菓子を作ろう!」と先生と一緒にクランブルベリー作ってきた。
(ぼ、ぼけてる…)
そして、先生からもらったお手紙には、イギリスでやってきてほしいミッションとして身近なイギリス文化まつわるウソ、ホントを調べてくるよう指令が書かれていた。
こういう子供がワクワクできるアクティビティをふんだんに盛り込んでもらえたお陰で、徐々に英語でのコミュニケーションに関心をもってくれるようになった息子。
そばで息子の変化を見ていて、子供の好奇心の芽はこうして育まれるんだなぁとよくわかった。
また、息子はグループレッスン形式よりもマンツーマン形式で先生と一対一でじっくりコミュニケーションがとれるほうが合うようだった。
そういえば、親戚の小学生が、「学校で英語を勉強してるけど、暗記ばかりで面白くない」と話していたのを思い出した。
イギリスに行ったら、多かれ少なかれ、現地校での勉強にキャッチアップできるようサポートしたり、日本の国語の勉強のフォローをしたり子供の学習に付き添う時間が増えるのだろう。子供の学習に対する動機をどう作るか、イギリスに行ってから親の腕が試されている気がする。
ちなみに息子が先生との英会話レッスンで使っていたのはジョリーフォニックスという教材。
イギリスの教材を翻訳されたもの。
ABC順ではなく頻出順で覚えられ、わかりやすい楽しい喩えでアルファベットの発音を学べるので楽しそうだった。
アルファベットの発音のルールを学ぶことで、初見の単語も、それぞれのアルファベットの音を繋げることでなんとなく読めるようになってはきている。
現地校の勉強に追いつくには、はじめはしんどいんだろうけど、息子の武器になっていますように。