Last Vacation~London life with kids~

コロナ禍の2021.4~2023.1まで一家でロンドンに住んでいました。現地校に通っていた6歳児と1歳児とのロンドン生活と欧州旅行の記録。帰国後noteも始めました。https://note.com/yukolife_2015

コロナ禍の教育に頭を抱える

コロナで延びに延びている私たち帯同家族の渡航

会社の役員判断に委ねられているため、現在、待ちの状況ではあるが、私たちが渡航を決心するための条件の一つがstay homeを徹底できる環境が整えられるかどうかであった。そして、year1の息子がいる我が家にとって、学校に行かずとも家庭で教育をすることができるHome Educationの制度の発見は、大きな打開策で、積極的に検討していた。

 

勉強については、必ずしも日本の指導要領的なカリキュラムに従わなくてもよいらしく、そもそも日本ではまだ年中の学年だから、まぁ何とかなるだろう。

が、友達との関わりがほぼ無くなることは、息子にとってどうなのかが心配だった(ホームエデュケーションを採用する家庭同士のグループはあるようなのだが…)。

そこで今、通っている幼稚園の園長先生にアドバイスをもらいに足を運んだ。

 

結論から言うと、この年代の子供は人とのかかわり、特に遊びから生きる力を身につける。だから学校に通わないという選択肢はなかなか賛成しづらいというものだった。

やはり、そうか…

あわせて、夫が渡航してから、幼稚園でも見過ごせないサインを発しているということも教えてもらった(家庭の事情をお伝えしていたので、先生方は子供のそのような様子を受け止めて、保育をしてくださっているのだそう)。

 

子供の心の繊細さを痛感した。

そして、Home Educationの選択肢は今のコロナ禍では非常に合理的だと思ってはいたが、子供の心、成長に関してはその合理的な判断の枠には入りきらない、もっと複雑なもんなんだな、と改めて実感した。

 

毎日、1歳半の娘のお世話でなかなか息子のフォローができていない現状にも反省。

Home Educationを取り入れるにしても、私にそれだけのキャパがあるかどうかももう少し慎重に考えるべきだな、と感じた。

 

子供はコロナにかかりにくいという考えが根本にあるからか現地校の感染症対策は不十分だという話もちらほら聞いたけど、それでも学校に通学させる選択肢は持っておくべきだな。

どちらにせよ、どこかで腹を括って決める時期が来るんだろうけど、ひとまず、渡航後、学校にアポを取って現状を見聞きするまでは、保留かな。