セントラル アート巡り
先週から学校が始まりました。
そして往復徒歩40分の送迎の日々が始まりました…
夫が在宅勤務なのと、毎朝家に帰るのが面倒くさいという理由で、なるべく朝、学校に息子を送り出した後は、娘と一緒に外出するようにしています。
だいたい行き帰りの時間も含めて3時間程度の外出が多いです。
新年度、初日はセントラルでアート巡り。
■Brown Hart Gardens
Yuri Suzuki
日本人アーティストのパブリックアート。
平日9時台は人も少なく娘と贅沢に作品を体験。
立ち止まって、楽しげにホーンに頭をうずめて音を聴こうとしている大人がチラホラいました。
その光景がとってもチャーミングでくすっと笑えました。
うまく説明できないけど、人がホーンをかぶってるように見えて、なんかすごくかわいらしいかったです。
こういう作品が街中にあるってとってもいいなと思います。自分の会社員時代、もしこの作品が近くにあったら、当時心身ともにかなり疲弊してたけど少し心の余裕ができてたかもなーと想像してみたり…
■Carl Kostyál Gallery
SzabolcsBozó
動物たちがすごくカラフル、ダイナミックに描かれていて表情も可愛いので娘もご機嫌な様子で鑑賞。
帰宅後、ギャラリーのHPを見てると、作品の背景を政治的、文化的な切り口から解説されていて、作品の奥深さを知りました。
ロンドンは無料のギャラリーが多いから本当に良いですね。
イヤイヤ期の娘との外出は気を遣いますが、息子が学校に行ってる時間の有効活用、今タームもがんばりたいと思います!
Our first birthday in London
先日、娘と私の誕生日でした。
(同じ日なのです★)
birthday cakeはバスに乗ってSouth EalingにあるAlex &The Cakesというケーキ屋さんへ。
住宅街にあり、Googleマップを見てもそれらしきお店は見当たらず、行ったり来たりしていたのですが発見しました…
目的地の家のドアに貼ってあるショップの名前が書いてある小さなシールを!
お店ではなく自宅でケーキのオーダーを受けてらっしゃるからか、ケーキのお値段も確かにリーズナブルでした。
ちなみに£29 。4人でも食べきれない大きさです。
もちろん見た目もsoooo lovelyでした。
イギリスのケーキ屋さんは、日本人にとっては甘いし重いと聞いていたのですが、こちらのケーキは軽いし、甘すぎることもなく美味しかったです。ベリーの酸味もきいていて爽やかな味わいでした。
当初、イラストを描いてくれるケーキ屋さんを探していたのですが、友人から聞いた日系のパン屋さんは既にケーキの販売を中止。
現地の人がされているケーキ屋さんも友人に教えてもらったのですが「甘すぎる」と聞いたので、あいにくイラストケーキは諦めましたが、十分娘は喜んでいました!
テンション上がりすぎて誕生日ケーキのろうそくを消すセレモニーを計4回…
4回、Happy Birthdayの歌を歌い、
まぁまぁ全力で「おめでとー!!」と声をかけました…
Birthday Dinnerは、Ealing commonのナチュラルナチュラルでお刺身を買ってプラレール手巻き寿司!
手がかかった割には早々に皿が落下し、運休していましたが笑。
娘のプレゼントは、近所のプレイグループに行くとずっと遊んでるPeppa Pigのおもちゃでした。
アルファベット、phonics、単語を覚えられる上に、散らからないので親もありがたいです。
私のプレゼントは、家族写真のロケーションフォトをお願いしました。これもまたよい思い出になったので、また別の機会に書こうと思います。
単身赴任が2年と長かった分、家族みんなに祝ってもらえる誕生日はよいですね。
この1年、また娘と沢山の思い出が刻めますように!
Ham House
息子の夏休み最終日、この夏、ずっと行くタイミングを逃していたHam Houseへ行ってきました。
夏休み最終日の昼下がり。肝心の息子はダラダラしたかったそうで在宅勤務中の夫と留守番。
娘と2人での日帰り旅でした。
公共交通機関でのアクセスが悪いという情報を見たことがあるのですが、バス371番に乗ると、バス停から徒歩10分程度で到着することができます。
ちなみにこちらナショナルトラストの管理なので、メンバーは無料で入れます。
絵画や調度品、装飾がたいへん豪華で見応えがありました。
そしてお庭がとっても広く、子供と散歩するにはちょうどよい場所。
人が少なく静かだったので風に揺れる木の葉の音も聞けました。
キッチンガーデンもあって娘は木になっているリンゴに興味津々。
お庭を見ながらカフェもできましたよ(ただハトとカラスが激しく食べ残しを漁っていて、ケーキは美味しかったけど落ち着いて過ごせず…)
バスを降りてからの道中、馬が歩いた痕跡があったり(フンがすごかったのです…)、バスからの車窓からはテムズ川沿いの草むらに放牧されている牛が見えました!
ハムハウスも平日だからかとっても静か。
郊外とはいえ、大都市ロンドンとは思えないのどかな光景を楽しめました。
ミュージカル The Tiger Who Came to Tea
この夏2度目のミュージカル。
はらぺこあおむしに引き続き
The Tiger Who Came to Teaを見に行きました。
イギリスの子供たちに読み親しまれている
"The Tiger Who Came to Tea"。
お父さんの留守中にトラがやってきて家中の食べ物、水を食い荒らすという話なのですが
正直な感想は「強盗みたい…怖い…」となかなかストーリーの世界観を理解できずにいました。
(のちに、この物語について調べていると、作者はナチスの迫害から逃れるためにドイツからイギリスに移り住んだ経験があり、潜在的にその記憶がこのストーリーに反映されているのではと評している人もいました)
8月中は半額になるkids week。
せっかくなのでイギリスならではのストーリーを題材にしたミュージカルを見に行こうと、このThe Tiger Who Came to Teaを選びました。
場所はピカデリーのヘイマーケット王立劇場。
劇場はそこまで大きくないものの、装飾などがとっても美しく豪華。
ミュージカル自体もTigerのユーモラスな演技や、会場の一体感が生まれるような演出の工夫がとっても楽しかったです。
最近付き合いが悪い6歳児は、出る前は
「えー僕のチケットあるの?」
「チケットお金かかったの?」
(←有料かどうか確認してくるところが憎めない)
「えー!お金かかったんだったら行かないとだめじゃん!行きたくないー!」
と言っていたけど、会場でダンスや歌が始まるとノリノリ。
帰るときには
「思ってたよりよかった!」
と喜んでおりました。
もうすぐ2歳の娘は「こわいー」と言いながらも舞台をチラチラ見て、恐怖と好奇心の間をの行き来しつつも楽しそうでした。
1時間と短かったこともあり、なんとか持ちました!
それにしても、会場の盛り上がり、観客のリアクション、とても良いです。
今回は開演ギリギリに到着したので、劇場内をゆっくり回ることはできなかったけど、foodやドリンク、グッズなどは売っていたのかな?
どこで買ったのかはわからないけど、Tigerのグッズを持っている子供達は何人かいました。
ちなみに飲食OKなので、我が家もお昼前、空腹で暴れられる前に、持参のお菓子とジュースを与えて観劇しました。
帰りはヤンチャな娘に手がかかるのでトラファルガー広場だけ寄って帰宅。
パブリックアートも沢山見れました。
来年のkids weekこそ、ライオンキングやマンマミーア、子供達と見に行けたらよいのにな。
娘の成長に期待です。
ハンプトンコート
8月末、イギリスは3連休でした。
イギリスの夏の風物詩、BBC プロムスのファミリープログラムが3連休中にあったので、お安く買える当日券を狙ってHPにアクセスするも、2、3分でまさかの売り切れ!
結局、我が家にしては珍しく3連休のうち2日は家にいるという休日の過ごし方でしたが、初日にロンドン郊外のハンプトンコートに行ってきました。
3連休はフードフェスがあり、それも楽しみで意気揚々と正午の到着を目途に向かうや、ハンプトンコート前でまさかの大渋滞!
30分程、車は動かず、挙句、駐車場を見逃しUターンして戻ったら更に40分の渋滞の表記…。一旦諦めましたが、14時前には渋滞に巻き込まれることなく入れました。時間帯選び、大事です。
まずはフードフェスで腹ごしらえ。
14時過ぎなのにどこのお店も大行列。とりあえず比較的列が少なかったお店でキッシュを買って、レジャーシートを広げて食べました。
ゆっくりお店を見たかったけど、そうもいかず、宮殿内の一部を散策。一度見てみたかったヘンリー8世のキッチンも見ることができました。
中世の雰囲気を感じられるようあれこれ工夫されています。
その後はMazeに。「これ、もし出れなかったらどうしよう…」と不安がよぎったものの、ちゃんと出口に辿り着けましたよ。
子供だけでなく老若男女があーでもないこーでもないと楽しんでいた様子も面白かったです。
駆け足で巡ったハンプトンコート。少しくすんだ優しい色のお花がとってもきれいで癒されました。
広過ぎて、2時間では回りきれず。
ロンドン塔に行った時に登録したMembersにもハンプトンコートは含まれるので、しばらくは行き放題。機会があればまた是非来たいです。
UP SIDE DOWN HOUSE @Westfield
夏休みのある日、息子はサッカークラブのキャンプへ。
送迎後、シェパーズブッシュのの近くでやっていた展覧会にふらっと予約もしないで行こうとしたものの
HPの見間違いで要予約、しかも開館時間帯を間違えるという痛恨のミス!
仕方がないのでWestfieldへ。
ZARAで秋物を買おうかなーなんて思ったものの、イヤイヤ期の娘とゆっくり買い物なんてできず、与えたお菓子を投げる、履いてた靴を投げ落とす、鏡を見るとベビーカーを降りて立ち止まってポージング…と服を選ぶだけでも一回一回立ち止まらないといけなくて、時間がかかる!
ようやく気になる服何点かを試着できたものの…似合わない(涙)。
完全に、不完全燃焼!
気分的には何かいいものが見つかるまで見続けたかったけど、疲労度が半端ないので、フライングタイガーでプチプラ&cuteな娘のバースデーパーティーグッズを沢山買って発散。
その後前から興味があったupsidedown houseへ。
事前にHPを見るとpre bookもできるみたいだけど、No bookでも大丈夫でした!(入場料£5)
天井から逆向けに家具、インテリアが設置してあり、おもしろ写真が撮れるというもの。
確かイギリスの百貨店、ジョンルイスの表記があったから、百貨店のプロモーションも兼ねているのかな。
「めまいがしそうになったら声をかけて」と係員さんに言われ、ほんの少し平衡感覚を失う感じはあったものの、それもまた面白く、楽しめました。
中に係員のお兄さんがいて写真も撮ってもらえます!
娘はアトラクションとして楽しんでいました!
買い物中の子供の発散場所にピッタリでした
(私は疲れてそのまま帰りましたが…)
アリス展 @V&A
先日、V&Aで開催されているアリス展を見に行きました。
ずーっとチケットが取れず、1ヶ月前にこの日を押さえて、やっと。
物語そのものについての展示はもちろん、映像化された作品や、アリスからインスパイアされたファッションなど、本当にいろんな切り口で構成されていてとてもおもしろかったです。
ファッションの展示コーナーではVivienne Westwoodから原宿のコスプレファッションまで多様なラインナップ。
アリスを題材にした日本のアニメや漫画も展示されていました。
2歳の娘も一緒でしたが、デジタルアートや体験型の展示が多く、楽しそうでした。
shopのアリスグッズもとっても可愛いく、子供のTシャツ、キーホルダー、エコバッグ、ぬりえ…ついつい財布の紐がゆるみがち。
アリス展のあと、常設展を見ていたら、娘が窓から見える中庭の噴水を指差し、
「いきたい」
と…。
この秋めいた気候のなかまさかの水遊びを始めた娘…Nobody can stop her!
しかも、腹を地面につけて遊んでいた!!
着替えを持ってきた自分にGood job。
※ちなみにその他のお子さんたちも水遊びしていました…!
いろんな角度から見る「不思議の国アリス」。
見応えがある展示でした。
今回少ししか見れなかった常設展やV&Aの建物そのもの、そしてV &Aグッズメインのshopはぜひ今度ゆっくり見てまわりたいです。